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一人で悩んで少しでも大人っぽいムードのある所を探す。
静かにお喋りが出来て、誰もいないところ。
そして出来ればムードがある場所……
なんて、盛りがついた私が考え付くなんてたった一つで。
「あっ…あそこ…」
「んー?候補あった?」
タッちゃんがコーヒーを啜りながら私を見る。
いつでも車を出せるように車はアイドリングしている。
そして私は少しでも軽く…
言った後は冗談でも通じるよう声を絞り出した。
「ラ、ラブホとかどう?
誰にも邪魔されないし、ゆっくりお喋り出来るし!!
時間いっぱい遊べるし!」
勇気を振り絞ってタッちゃんの顔を見ないで言った。
顔は普通でも、手…めちゃくちゃ震えてる。
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