第1話 ウェディングベル・ドリーム
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祭壇には、 何年も憧れ続けていた陽斗センパイがいて、 タキシード姿で微笑んでいる。 「陽斗センパイ……」 「月乃、信じられないくらい、綺麗だ」 陽斗センパイが、 わたしの手を取って、傍に引き寄せる。 「もう、離さない」 情熱的な陽斗センパイのまなざしに、 わたしは頭がクラクラしてきた。
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