第1話 ウェディングベル・ドリーム

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(陽斗センパイと、ようやく結ばれるんだ) (えーと、この後、指輪を交換してから、誓いのキス?) (みんなの前でキスって……は、はずかしいよ~!) 陽斗センパイは、いきなりわたしのフェイスベールを外した。 「陽斗センパイ、順番が違いますよ」 「何の順番が違うんだ?」 「だから、こっちが先です」 わたしは、祭壇の傍に置かれている指輪を見て言った。
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