第四章 罪の告白

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 大輔は、泣き崩れる高城を強く抱きしめた。兄にできなかった分、強く強く、高城を抱いた。  穂積がハンカチを使って、地面に落ちたカッターを拾う。そして大輔を見下ろし、悲しそうに微笑んだ。
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