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「ホームルームの時いなかったけどどうしたの?」「えーと…」「服が燃え始めてトイレに行っていたのよね叶恵」「うん…そう」「大変だね。なにか手伝えることがあったらなんでも行って」「ありがとう…」
感情が高ぶる…。
「叶恵、服が燃え始めて…」「え…」
もう遅かった。
「きゃあ…」「え…と…」
静鉄爽くんに見られた。恥ずかしい。
「クラスの男子、こっちをみんな」「そんなこと言われてもよ、見てしまったんだが…」
もう死にたい。
「きゃあ、クラスの男子は変態よ」「大声で話すな。見たくてみたんじゃねえよ」「じゃあ女として見てないの?」「女として…見ているけど…」「やっぱり下心丸出しのへんた…」「だから変態じゃねぇ」「見たんでしょ?」「うぅ…」
智歌ありがとうといいたいところだけど、なんか遊んでいる?
「智歌私の服取って…」「あ、ごめんね両手で隠しているビーナス姿だと取れないよね」「もう…馬鹿…」
そんな会話を聞いていた男子数名が鼻血を出した。もう、早く服を着たい。近くにいたはずの静鉄爽くんはいつの間にか消えていた。見られたの恥ずかしいな…。まともに見た男子は親以外では初めてだった。私は服を着たブラをつけてパンティを履いて…。クラスの男子が見ていた。
「何見ているのよ男子」「わざとじゃ…」「やっぱり変態よこのクラスの男子気持ち悪い。」
女子全員が男子から引くような姿をした。
「俺たち見たくてみたんじゃねえよ」「そうだ」「女としてみてないってことでいいのかな?男子」「うぅ…」「変態」「変態」「変態」……
女子からの変態コールが鳴り響いた。
私のせいなのかな。服を着終えて席に座った。
「叶恵大丈夫?クラスの変態男子に見られて可哀想…」「変態じゃあ…」「みたんでしょ?」「みた…」「変態」「うるせぇな」
服を着てから、周りを見たら、数名の男子の鼻から鼻血が出ていた。
「これだから男子ってやつは」「智歌うるさいぞ」「なんですって男子。頭に来たわ。」「なにすんだ?」
文句ばかりいう男子のもとに智歌は向かった。そして
「やめ…ろ…」
大胆にもでかい胸でその男子の頭を塞いだ。私よりでかい胸っていいな…なにをいっているんだ?私。
「これでも変態ではないと言えるのかな?」「うぅ…参った…変態です…やめて…」「ならやめよう」
やられた男子の鼻から少し鼻血がでていた。
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