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ナス「そ、それで何しに此処へ?」
ラース「突然だが、観光だ」
ナス「はっ?」
ラース「許可は貰ってあるらしいから無理にでも連れてくぞ」
ナス「あ、そうなんだ…(何かと諦めた目」
ラース「あ、ちなみにお前の他に連れてく奴が居るからそっち行ってからな」
ナス「ふーん」
「…あえて何も言わずに見守っていたんですが、ちょっと良いですか?」
ラース「どうぞ」
「貴方はこの人(?)を連れていくんですよね?」
ラース「イエス」
「…ならこのまま黙って見過ごす訳には行きませんね。私達はこの人(?)の監視を任されたので」
「んだ」
ラース「そうか…直ぐ返すと言ってもか?」
「……保証がありませんので」
ゴーヤは兎も角、トカゲはナスと同じ境遇らしいな………
うーん、俺個人的にコイツらに死んでほしくないなぁ
「………ふふふ、貴方は面白い人ですね。良いですよ。こちらの方は何とかしますので」
「リザルト!?だげども…」
「大丈夫だ。根拠は無いけれど、この人ならちゃんと返してくれる……そう思うんだ」
何このトカゲさん←さんに昇格
絶っ対死なせたくねー。………決ーめた
ラース「お二人さんに俺からのプレゼント」
「プレゼント?」
そう言って俺はトカゲさんとゴーヤに渡したのは白い翼をあしらった綺麗なネックレス
「き、綺麗だべぇ…」
ラース「御守り代わりに」
「良いんですか?これ、素人の私から見てもわかるくらい、見た目からしてとても高価な物かと………」
ラース「あぁ、そんな大したモンじゃないよ」
ナス「……………」
何かを訴える目で俺を見るナス
ラース「………お前にも後でな」
パァァァ……と明るい顔を見せるナス
分かりやすい
「あ、ありがとうございます…」
「ん、んだ」
ラース「ん。それじゃ次だ。行くぞー」
ナス「ういー」
あ、ちなみにこの部屋以外の世界の時を止めてます。ナスが帰るまでこのままにしておくか
ーーーーーーー
ーーーとある森の中ーーー
「……………」
『ギュア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛?!?!』
「………またか。死ね」
ゴシャ!!
『ギュ……ア゛………』
ズルッ ピタッ!
「………?!」
ズズン!
「……!?何だ…!」
ガチャ
ラース「チィース。君が『アンダーテイカー』君?」
アンダー「……何者だ?」
ナス「うわっ?!落ちた首が途中で止まってる!?」
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