ラースの休日 ~世界編~ 【チートによる………世直し?】

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ーーー《シャングリア・スパルトディスの城・応接室》ーーー 俺達はマリーから『頼みがある』という事で、城に来ている 「マリーからの依頼…一体何でしょうか…?」 「このテーンカイだと、何処かの国がせーめて来たのではアーリマセンか?」 「ダッド、それはフラグなのだ」 「…ん?」 「どうした?シュート」 「…誰か来ますね。それも、覚えのある…」 「覚えのある?それって…」 ゴゴゴゴゴ! あ、この門はラースの… ギィィィ…… 門の扉が開かれると同時に ヒュン! ベチョ!! 「へぶんっ!?」 門の向こうからとてつもないスピードで何かが飛び出し、方向と声からダッドの間抜けな声が聞こえた ラース「チャオーッス」 シュート「久しぶりですね。ラース」 セイゴ「ラース君、ひさしぶり」 タイガ「どうもです」 マサヨシ「ひさしぶりなのだ」 「ムゴムゴー!?(取れないデース!?)」 ダッド?誰ソレ? 顔面にマンゴーパイらしき物をくっつけている変な奴なら居るけど シュート「ラース、今日はどうしたのですか?…後ろに居る者達と何か関係が?」 ラース「あぁそれもあるけど、俺が此処に来たのは… バタン! 「皆様、御待たせして…キャッ!」 あ、スンマセン」 応接室の扉のすぐ前に門があるので、マリーはそれに気付かずに入ってきた。その結果 「イタタ…何なんですかこれは…」 ラース「大丈夫ッスか?」 「あ、はい何とか…って、貴方はラース君?」 ラース「お久しぶりッス。あ、門はすぐ消すんでちょっと待ってくさーい」 そう言うとラースは門に戻り、少ししてまた出てくると門が光の粒子となって消えた ラース「お待たせー。どうやら俺よりマリーちゃんの方を先に片付けた方が良いかな?」 セイゴ「マリー、俺達を呼んだ理由の説明を」 マリー「あ、はい。…それより、これ…大丈夫ですか?」 と言ってマリーは大の字でグッタリしているアホを指差す 「「「「「無視で(なのだ)」」」」」 マリー「あ、分かりました。それでシュート様達をお呼びしましたのは、実はこの国と友好関係のある村に『邪竜』が迫って来ているのです」 ラース「ん?『邪竜』?」 タイガ「どうしたんですか?」 『邪竜』の言葉にラースは何か思い当たる伏があるらしく、考えている素振りを見せ ラース「あっ!もしかして…」
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