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「シャ、シャワーくらい浴びさせて」
「残念ながらそんなにお利口なワンコじゃない」
上総はニヤリと笑い、キャミソールの胸の所にあるリボンに手をかけた。
スッと引っ張っただけでいとも簡単に解けてしまうリボン。
まだ全てを見られたわけでもないのに恥ずかしさが倍増した。
こういう事するのはもう何十回としているのに。
まるで初めて上総に抱かれるような感覚に陥る。
私の反応を見て面白かったのか、上総は焦らすように全てを取っ払ってはくれない。
肌をスルスルと撫でるだけで触って欲しいところには手を伸ばしてくれない。
「するなら早く脱がして…よ」
「うん?」
「だからぁ!…っん!」
あぁ、もう。
なんて意地悪。
私が喋っているのにそれ以上話させてくれないなんて。
キスだけでもうイってしまいそうなのに。
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