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生ぬるい上総の舌がうごめくたびに私の身体はその都度ビクリと跳ねる。
それを見る上総は満足そうに目を細めて、またその行為を続ける。
胸だけ攻めるなんて。
そこばかりに集中してしまって、頭がおかしくなりそうだ。
もうブッとんでもおかしくないもの。
「あれさ、大の本だからな。たまたま俺が預かってただけ」
「えっ?ウソで…ああっ!」
何か私が口に出そうとすると上総はまたイタズラを始めるのだ。
下着の上からそっと何かを確かめるかのように撫でる。
その感覚はまるで稲妻。
頭の上から背中まで一直線に走るそれ。
「すんげー濡れてるんだけど。なに?もう感じちゃったわけ?」
いつも確かにSっ気はあったけど、こんなに言葉で責められ続けるなんてことはなかったのに。
「そん…な、とこゆっくり触んな…いで」
気持ちよすぎて視界があやふやになりそう。
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