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「だから、彼女が邪魔なんです。」
はっきりとそう言われ、俺は振り返る。
「それで?俺に、桂から彼女を奪えって言うんですか?馬鹿らしい。」
最後は吐き捨てるように言うと、
「でも!好きなんですよね?」
と返ってきた。
は~~~~~~~。
俺はため息を一つついて、
「桂と彼女をくっつけたのは俺ですよ?好きなわけないじゃないですか。じゃ。」
そう言って、今度こそドアを開け、スタジオへの階段を降りる。
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