第6章

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「今日はよろしくお願いします。桂さん、これどうぞ。」 赤城さんはそう頭を下げた後、紅茶を差し出してきた。 「いや…俺は…」 「私、あったかい物を飲んでからじゃないと、声が出ないんです。だから、桂さんも付き合ってください。」 そう言って、俺の手にカップを乗せた。
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