第6章

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仕方なく少し手をつけ、赤城さんが飲み終えるのを待つ。 「ごちそうさまでした。じゃあ、桂さんボイトレお願いします。」 飲み終えたカップをソーサーに戻し、俺の方へ身体を向けると、頭を下げた。 「ああ、じゃ始めようか。」 俺は勢いよく立ち上がる。 グラッ! 急にめまいがして、身体がよろめく。
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