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彼女は僕しか男を知らないのか。
そう思うとジワリと味わったことのないような感情が沸き起こってくる。
そして望み通り処女を捨てた彼女がこの先他の男に抱かれることを想像すると、
何とも言えないどす黒いものが体を駆け巡る。
何だ?
人生で初めての感情に戸惑う。
それが嫉妬と呼ばれるものであることに、
今まで一度も経験したことのないルークは気が付かなかった。
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