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「遼、 君をずっと探していたんだ。 やっと会えたね」 キャー …そんなこと妄想して身悶えてる自分 かっこいいのにベイビーフェイスでかわいくて、 なのになぜか色気だだ漏れ、 だれが言い出したのか通称「歩くフェロモン」の一ノ瀬遼さんがよく見える位置に座れたというだけで涎たれそうだったのに、 隣にこんな優しそうな王子様の中の王子様みたいなルークさんが座っちゃうわけ? そしてそんな二人が同時に視界に入るこの座席位置。 あぁ、 もう幸せ。 死んでもいい。 そりゃあ妄想欲にも拍車がかかるってもんだ。
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