34人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
側近「しゃ、喋った」
魔王「な......なんだ」
キラーマシン(魔)「運命ハ自分デ切リ開クモノダ。過去ニ行キ他人ノ運命ヲモテアソンデハナラナイ」
キラーマシン(魔)(ふっ、お前が言うな!と未来の私らは言ってるだろうがな......)
魔王「ど......どういうことだ!?」
キラーマシン(魔)「オ前ナラ分カルハズダ。ソシテコレデ終ル」
ブチブチッ
ジ......ジジ......
側近「や......やめ......」
キラーマシン「自爆!!」
ドゴオオオン
側近「あああ......キラーマシンが......」
魔王「うっ......なんだ......空間が......歪んで......」
グニャア
魔王「うおおおおおおおおおおお!」
側近「わああああああああああああ!」
~~~~~~~~~~~~~~~
側近「魔王様?大丈夫ですか?」
魔王「......」
側近「魔王様?」
魔王「…元の私に戻ったのか?だがこの記憶は…タイムリープしたのか......」
側近「いやぁ、封印されちゃいましたねー。暇だからゲームでもやりませんか?」
魔王「おい、タイムマシンはどうなったのだ?」
側近「タイムマシン?なんです?新しいゲームですか?」
魔王「…歴史の修正力?か?」
側近「なんですかそれ!ずるいですよ!私にも教えてください!」ユサユサ
魔王「おいこらっ、壷を揺らすな!!!」
魔王(これでいい。ふんっ、これからは運命など関係ない)
魔王(人間どもよ。束の間の平和を享受しているがいい)
魔王(この封印はあるがまま受け入れてやる)
魔王(だが......もし、この封印を解くような愚かなものが現れた時)
魔王(もし、世界を......我らまで支配しようなどとして封印が解けるようなときは)
魔王(人間どもを疲弊させ至る所で火の手をあげ、鉛色の怒り狂う世界にしてやる…楽しみにしているがいい!)
魔王「ふふっ......ふはははは......はーはっはっは!!」
側近「魔王様!教えてくださいよー!」
最初のコメントを投稿しよう!