最終章

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側近「しゃ、喋った」 魔王「な......なんだ」 キラーマシン(魔)「運命ハ自分デ切リ開クモノダ。過去ニ行キ他人ノ運命ヲモテアソンデハナラナイ」 キラーマシン(魔)(ふっ、お前が言うな!と未来の私らは言ってるだろうがな......) 魔王「ど......どういうことだ!?」 キラーマシン(魔)「オ前ナラ分カルハズダ。ソシテコレデ終ル」 ブチブチッ ジ......ジジ...... 側近「や......やめ......」 キラーマシン「自爆!!」 ドゴオオオン 側近「あああ......キラーマシンが......」 魔王「うっ......なんだ......空間が......歪んで......」 グニャア 魔王「うおおおおおおおおおおお!」 側近「わああああああああああああ!」 ~~~~~~~~~~~~~~~ 側近「魔王様?大丈夫ですか?」 魔王「......」 側近「魔王様?」 魔王「…元の私に戻ったのか?だがこの記憶は…タイムリープしたのか......」 側近「いやぁ、封印されちゃいましたねー。暇だからゲームでもやりませんか?」 魔王「おい、タイムマシンはどうなったのだ?」 側近「タイムマシン?なんです?新しいゲームですか?」 魔王「…歴史の修正力?か?」 側近「なんですかそれ!ずるいですよ!私にも教えてください!」ユサユサ 魔王「おいこらっ、壷を揺らすな!!!」 魔王(これでいい。ふんっ、これからは運命など関係ない) 魔王(人間どもよ。束の間の平和を享受しているがいい) 魔王(この封印はあるがまま受け入れてやる) 魔王(だが......もし、この封印を解くような愚かなものが現れた時) 魔王(もし、世界を......我らまで支配しようなどとして封印が解けるようなときは) 魔王(人間どもを疲弊させ至る所で火の手をあげ、鉛色の怒り狂う世界にしてやる…楽しみにしているがいい!) 魔王「ふふっ......ふはははは......はーはっはっは!!」 側近「魔王様!教えてくださいよー!」
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