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側近「いくら魔王様が魂だけで動けるからといって限界があります。せいぜい数十秒の間くらいでしょう」
魔王「まぁそうだな」
側近「普通の魔物では一秒も耐えられませんから過去に飛ばしても意味がないんです」
側近「ですので、過去に行ったらすぐに誰かに憑依してください」
魔王「ああ、分かった」
側近「誰にでも憑依できるわけではありませんから気をつけてください。余り強すぎる相手は無理です」
魔王「うむ、弱ければ誰でもいいのか?」
側近「いえ、たぶん勇者は無理でしょう。聖なる力が邪魔をすると思いますので」
魔王「そうすると、勇者に憑依してその肉体を破壊するというのは無理なのだな」
側近「じゃ、いきますよ」
魔王「ああ、任せておけ。未来を変えてやる」
側近「フフフフフフ!!!さあいけ!!!魔王よぉ!!そしてせいぜい頑張って私を助けるのだぁあああ!ふへへへへ!」
魔王「あ!!おい、お前呼び捨てにしたな!!後で絶対ぶんなぐ......」
ドヒューン
キラーマシン「テンソウ......シュウリョウ......ピピピ」
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