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【10年前】
魔王「るからなああぁあぁあぁぁあ!!!!」
魔王(む......ここは......うっ......壷がない......)
魔王(は、はやく!誰か!誰かいなのか!!?)
ガーゴイル「あれぇ?おかしいなぁ。こっちで物音がしたような気が......」
魔王(いた......!今だ!)
スゥ
ガーゴイル(魔)「ふぅ......間に合った......。そばにこいつがいなかったら危なかったな......」
ガーゴイル(魔)「危ない真似させおって、腐れ側近め!」
ガーロイル(魔)「とりあえず、ここがいつか確認しないとな」
テクテク
ガーゴイル(魔)「♪私は♪時間の♪支配者♪じゃ~♪」 ビシッ
ガーゴイル(魔)「ふふっ、乗ってきたぞ。イケる!」
門番「んっ?お前配置ここじゃないだろ?どうしたんだ?」
ガーゴイル(魔)「おお!門番ではないか!元気か!」
門番「はぁ?どうしたんだ?まぁ元気だけどよ」
ガーゴイル(魔)「そうか!元気か......!あんな最後を迎えてしまったお前だが......元気な姿がまた見られてうれしいぞ!」
門番「どうしたんだよ。まじでお前」
ガーゴイル魔「おっと、喜んでいる場合ではなかった。おい、門番。今、魔王歴何年だ?」
門番「420年だけど......大丈夫か?医務室行くか?」
ガーゴイル(魔)(間違いない。10年前だ......っとすると勇者は5歳......。ふふっ、容易いな)
ガーゴイル(魔)「ふははははは!待っていろ!勇者!今から行くぞ!」
バサバサッ
門番「お......おい、どこに飛んでいくんだよ」
ガーゴイル(魔)「はーっはっはっは!待っていろ門番!我らの未来は明るいぞ!!」
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