第1章
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「はじめて」 白い車に乗って 慣れない右側の助手席 気持ちいい風が珍しく伸ばしたあたしの髪を騒ぎ立てる サイドミラーにうつる自分の顔が幸せに満ち溢れ、どうしても滑稽で笑がとまらない はじめて幸せだと思えた夕暮れ
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