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「学園長ーー。お呼びっすかあーー」
だるそうに言いながら、だらしなく白衣を着て、頭を掻きながら男性が入って来た。
学園長は苦笑して言った。
「ダムド君。君は相変わらずじゃのう」
ダムドと呼ばれた男性は僕を見て言った。
僕はその時には、倉庫を消していた。
手には果物を持ったままだったけど。
あ。
さっきのは、僕が名付けた倉庫で、中に色んな物が入ってる。
食料や素材や薬や調味料に、衣類や道具。
持つ荷物は少ないほうが楽だからね。
でも、僕が見つけた倉庫は、僕だけの荷物置き場。
結構な量がそこに隠して有る。
だって、旅に出るのは判ってたし、何が有るか判らない。
だったら、色んな物を持って行きたいって思っても当たり前でしょ?
ずっと前から、少しずつ貯めて居たんだ。
僕は魔法使いになるんだから。
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