第1章

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ずっと続く茨な道を歩んで来たのか? 着いた時には、息さえも、絶え絶えだった! 戦場から、帰って来た 兵士の地獄の炎火を潜り抜けて来た だが、精神は、既に壊れる寸前の人間だ 記憶が、在るか? と解いただすと 『頭が痛い!』と 子供の眼が、怯えている 『嫌だ!あんなことは』 『あんなことって?』 『人ごろしさ! 人ごろしさ! 人ごろしさ!』 『なにひとごろしって!』 『発狂するさ!あんなことは人間のやることではない』 目の前に死体が 今、笑っていた人間がもうムクロになっている 『おい!しっかりしろ!』って言う 『大丈夫だから、援軍が、来るから もう少しだけ待て!』 『いいから!』
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