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ずっと続く茨な道を歩んで来たのか?
着いた時には、息さえも、絶え絶えだった!
戦場から、帰って来た
兵士の地獄の炎火を潜り抜けて来た
だが、精神は、既に壊れる寸前の人間だ
記憶が、在るか?
と解いただすと
『頭が痛い!』と
子供の眼が、怯えている
『嫌だ!あんなことは』
『あんなことって?』
『人ごろしさ!
人ごろしさ!
人ごろしさ!』
『なにひとごろしって!』
『発狂するさ!あんなことは人間のやることではない』
目の前に死体が
今、笑っていた人間がもうムクロになっている
『おい!しっかりしろ!』って言う
『大丈夫だから、援軍が、来るから
もう少しだけ待て!』
『いいから!』
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