盗聴機

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盗聴機

―――朝、7時 チュンチュンチュンチュン… 眩しい朝日と共に小鳥が鳴いている ジリリリリリリ!! はわっ!?もう朝か… 寝ぼけ眼で、ノソリと目覚まし時計を消す ノタノタと洗面台へ行き、顔をバシャバシャと洗い、欠伸をしながらリビングの席に付く 母親が焼き立てのトーストを出してくれる これでもかという位、トーストにバターを塗った 皿には目玉焼きが、五個乗っている トーストは五枚、おかわりした あっという間にペロリと平らげる ふむ、今日も腹八分目で健康的なり! 部屋に戻りスーツに着替える シャツもネクタイもお腹に貼り付き、パッツンパッツンだ うう…苦しい。また太ったかな…痩せたい。痩せたらさらにイケメンになるのに!まぁ、これ以上かっこ良くなったら罪だよね デュフフフフ 「行ってきま~す」 半笑いで家を出た
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