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「炎紋章(フレイムエンブレム)・炎砲(フレイムキャノン)!!」
と、俺、グレイリィ・アムリィは、銃剣を使い、炎の銃弾を50m先のどこにでもありそうな標的に魔導をぶち当てた。
あっ、今、俺達が何をしているかって?
50m先にある、どこにでもありそうな標的にそれぞれの属性の魔導なり、魔法、魔術をぶち当てる授業をしている。
「続いて…これで…どうだ!龍紋章(ドラゴエンブレム)・龍爪(ドラゴネイル)!!」
と、俺は、立ち続けに龍術を標的にぶつけた。
「よし!!」
「ふぅ…。水属性の魔導が良かったかなぁ?」
「水属性魔導使えないくせに何言ってんの?」
「ドラゴン!!うるさい!!!」
「個体名…インフェルノなんだけど…。」
と、俺の体内でぐうたらと棲みついているドラゴンは、言った。
何故ドラゴンを体内で飼育しているかって?
産まれつき俺の背中付近に龍珠と呼ばれる龍の意識が分かる珠が埋められていた。
まぁ、俺だけじゃなく、1―Aの生徒全員だけど…。
「次は、私、行こう。」
「次、リーフィア・ゴールディ。」
「はい!」
と、リーフィアは、言って、俺とバトンタッチした。
「水紋章(アクアエンブレム)・水弾(アクアバレット)!!!そして~…龍紋章(ドラゴエンブレム)・水龍息(ドラゴブレス)!!!」
と、リーフィアは、小型銃で水属性魔導と、龍術を標的にぶち当てた。
「上出来じゃん?」
「そうだね♪」
「グレちゃん♪」
「何?リーフィ?」
「何でさ、龍術使うには、龍が体内にいないといけないの?」
「それは、このインフェルノ様が教えてあげる。」
「わーい。インちゃんが教えてくれる♪」
「んじゃ…魔力量(マナプール)って知ってる?」
「魔力量?」
「知らないんだね…。人それぞれの魔力の量の事。」
「あぁ!そっちね?知ってたぁ。」
「俺達…龍は、グレイリィ達より魔力量が多いって事は習ったでしょ?」
「うん。」
「そもそも、龍術は、俺達、龍の魔導術なんだよ。」
「「えぇぇぇぇぇ!?」」
「えぇ!?って…。まぁ…。良いや。龍術を使うのに必要な魔力はどっち?」
「龍?」
「?って、分かりきっているんだから、?をつけないでくれない?」
「あっ。ゴメン。」
「俺達龍の魔力を使うから、俺達龍が体内にいないといけないわけ。」
「へぇ~…。」
「あと…。装備している武器で俺達龍の術が変わるの知らないでしょ?」
「えっ!?」
と、俺は、言った。
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