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「小型銃とか銃だと…息吹系。剣だと爪牙系。鞭だと尻尾系だね。」
と、インフェルノは、言った。
「装備している武器の色で属性力が増すんだよね~。」
「そうだね。」
「グレイリィの装備武器の色…。橙と緋色だし。」
「ひとつじゃないの!?」
「グレイリィの武器、何か知ってんの?双銃剣だよ?」
「双銃剣!?」
「うん。」
と、俺は、言って、双銃剣を見せた。
「あっ。橙色だぁ♪こっちは…緋色!!」
「橙色は、雷系統と炎系統の属性力を強め、緋色は、炎系統の属性力を強めるのは、習った?」
「うん。属性力入門っていう授業で習った♪」
と、俺は、言った。
「体内から出て話そうか?」
「うん。」
「龍紋章・龍!!」
と、インフェルノは、龍術を使い俺の体内から出た。
「えっ!?龍本体で出ないの?」
「出たら、この体育館、焼けただれて使えなくなるよ?」
「インフェルノだけで?」
「本体で出ちゃうと俺だけでも焼けただれる。擬人タイプじゃないと危ない訳さ。」
「そうなの!?」
「うん。」
と、インフェルノは、笑いながら言った。
「んじゃ…私のアクアちゃんだったら?」
「水浸しになるねっていうか出してみたら?」
と、インフェルノは、笑いながら言った。
「龍紋章・龍!!」
と、リーフィアは、龍術を使い、体内にいるアクアを出した。
「ジャーン♪」
「可愛い♪」
と、リーフィアは、目をハートマークにしながら言った。
「あれ?インフェルノより、ちょっと小さい。」
「そう?俺だって小さくなれるよ?」
と、インフェルノは、言って、少し背丈を縮めた。
「そうだ、スキルとスペルの違い分かる?」
「スキルは、非戦闘。スペルは、戦闘。」
「不正解♪スキルは、ステータスを一時的に上昇させたり下降させる物だったり、効力を増減させる物なんだよ。」
と、アクアは、笑いながら言った。
「龍術は、スペルだからね?」
「うん。」
と、リーフィアは、笑いながら言った。
「そろそろ戻すよ?」
と、俺達は、言って、インフェルノが唱えた魔導を唱えた。
すると、インフェルノ達は、俺達の体に戻った。
「次、ホーディ・アルベスター。」
と、実技教官は、言った。
「はい。」
と、ホーディは、言って、標的から50m離れた場所に行った。
「嵐紋章(ストームエンブレム)・双嵐(ツインストーム)!!」
と、ホーディは、風属性の中にある嵐属性の魔導を唱えた。
すると、魔導を受けた標的は、ガサガサと音を鳴らし、壊れた。
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