第1章 ドラゴン!?はい。ドラゴンですが何か?

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「インフェルノ!?」 「炎龍!?」 「炎龍?」 「俺の事だよ!まさか…。昨日の授業寝てたでしょ!」 「あ…。うん。」 「炎龍、水龍、木龍、風龍、火龍、氷龍、嵐龍、光龍、雷龍、電龍、土龍。この11の種類の龍が、いるのは知っている?」 「うん。そこだけは、聞いてた…。はず。」 「まぁ…。そこは良いとして、11の種類の龍の中で、俺は、炎龍って事なの。」 「それがどうかしたの?」 「炎の魔導で分からない事は、炎龍である俺に聞いてって事。」 「水属性なら水龍のアクアに聞くって事だね。」 「そういう事。」 と、インフェルノは、言った。 「ところでさぁ、どんな術なの?鳳蓮凰火って。」 「その術は…、装備武器が…銃系統であるべきが最大条件。あとは…莫大な魔力とか…。龍の武器連結(アーマードリンク)させるとか…。」 「どんな威力なの?」 「標的が…焼けただれる。人間にやると即死だから…。」 「さっき、何て言った?」 「莫大な魔力とか…。」 「その次。」 「龍の武器連結?」 「それ!!」 「龍の武器連結がどうかしたの?ギルティア。」 「龍紋章・龍!!」 「アリス!?どうしたの急に!?」 「急にって…。出たくなったから出た。ただそれだけだよ?」 「えっ!?」 「それより…、鳳蓮凰火(ホウレンオウカ)って術の氷属性版が氷麟凰牙(ヒョウリンオウガ)だよ?因みに、氷の鱗を纏った鳳凰が噛みつく術だよ。」 「グレイリィ。鳳蓮凰火は、炎の蓮の花の上を鳳凰が飛翔ぶ術だからさ?」 「あのさ、インフェルノ。」 「ん?何?」 「鳳蓮凰火と氷麟凰牙がぶつかったらどっちが勝つの?」 「属性の優劣関係…。まさか忘れた!?」 「ゴメン…。うん。忘れた。」 「インフェルノ…。私が教えてあげるよ。」 「良いの?」 「うん。」 「ところで、グレイリィ君。植物に火をつけたらどうなる?」 「燃える。」 「なら、植物に水をかけたら?」 「成長する。」 「何が言いたいかというと、優劣関係を言っているのさ。炎は、水・土に弱いけど、木・氷に強いんだよ。」 と、アリスは、言った。 「っていう事は、氷鱗凰牙は、鳳蓮凰火に負けるって事!?」 「うん。」 と、インフェルノは、言った。 「分かってくれてなにより♪」 と、アリスは、言った。 「水の…水龍咆哮には、負けるからさ?」 「あのさ?火の魔導をもし、インフェルノに当てたらどうなる?」 「俺…回復するんだけど?」 と、インフェルノは、キョトンとしながら言った。
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