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「私は……誘ってません」
「誘ったじゃないですか。ここに」
「それは………余計なことを生徒達の前で言うから……それを、注意しようと」
「へぇ…??
注意する為に、わざわざこんな密室に呼び出すんですか。和泉先生って、俺以外にもそんなことしたりするんですか?」
「………白那さん以外をここに呼び出す理由はありません」
「……いいですね。
正直な和泉先生は好きです。ご褒美をあげましょうか」
「っ、ふわ、」
ぺろ……─
「ぅ、…んぅ……」
な、なに、……ぇ、
な、
「や、ま、って…す、すとっぷ…」
「気に入りましたか?眼球舐められるの」
「な、……な、……え……」
「混乱してますか?
可愛いですね」
「っう、っあ」
「動かないでください。舐めづらいでしょう?」
やばい……
これ…やばいかも………
そ、
そうじゃなくて。
白那さんに、こんなことさせてたら、俺、また、
スッ──
「ん…?なんですか、この手」
「それは、俺の台詞です。
また、なんでそんなとこに手を伸ばす必要があるんですか」
「触ってあげようかと」
この人、どんだけ性に飢えてるんだ。
ありえない。
この人、普段、一人でどこまで、いや、何回してるんだろ。
回数が多そうで、
溜まり過ぎ。
ヤり過ぎも良くないんじゃないか?
「和泉先生」
「………」
「俺…」
あれ、顔、赤い。
白那は手を顔に持って行き、隠すようにする。どうしたと言うんだ?
「眼球舐めてたら勃ってしまったんですが……」
「変態」
「眼球で感じてた人に言われたくないです。………すみません。
今日は…もぅするつもりなかったんですけど」
今日は、ってなに?
今日はって。
じゃあ、なんですか。
明日になったら、またするつもりだったんですか。
「………すみません。
あの………」
どき──
う、わ、ありえない。
白那さんも、こんな……かわいい顔……、
って、かわいい顔ってなんだよ。バカか俺は。
いや、でも、
とくん─とくん──
見とれてしまう。
「……眼球舐めて良いですか?」
「………………………バカなんですか」
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