キスフレ2nd Vol.18

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「いいんじゃないか?お前がそうしたいんだったら」 小栗父は、汁をすすりながら、応える。 「じゃ、そうする」 餅を齧る小栗を、思わずガン見です。 これってどういうこと? そんな私を、小栗姉と、 姉の旦那様が見つめている視線に気づいた。 「てことは、フランスで彼女と住むの?」 「部屋が決まるまでしばらくはホテル暮らしかな。 長期滞在用の部屋貸だから、生活はすぐできるし、 人数増えても問題ない」 「それで、舞ちゃんは、 優斗と、いつから一緒に住む予定なの?」 「え?えっと、その...」 「まさか、今、聞いたとか言わないよね?」 姉が、ありえないといった表情を浮かべて私を見つめる。 助け船を求めようと小栗へと視線を投げた。
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