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部屋から諸悪の根源とも言える偽八雲が消えると流星が炎を消す為に水系魔法を唱える。
流星の手から水が放出され火を次々に消していく。
その間マチルダは、チョコの残骸が残っていないか調べる。
「あーあ、しかし見事に床に穴を開けてくれて。これの修復は大変だわ」
ひなたの部屋の家具類は完全に燃えていた。
「ひなたんの部屋を準備しないとでつ。ネコたん、りおたんと部屋の準備を頼むでつ」
「わかりまシタ」
ピノを持ったカガミネコが入り口に向かう。
スッと結界を素通りすると、カガミネコはその場か立ち去った。
「ネコたんのスキルも、不思議でつ」
「元々組み込まれたスキルなのか、後発のスキルなのか。本当に不思議な自動人形ね」
部屋の後始末を終え、空気中の毒性が消えた事をかほが確認し終えた時には、ひなたの新しい部屋も整え終わっていた。
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