学園の授業(始まり)

2/21
前へ
/21ページ
次へ
僕はダムドに着いて歩いた。 広い廊下を移動し、別の建物に移動する。 そこから、更に一度外に出て移動していく。 どこに向かうのか、全然判らない。 しばらく行くと、大きな塔のような建物が有った。 そこに向かってるようだ。 無言でダムドはその建物の中に入った。 僕も続いて入って、思わず足が止まった。 「うわ・・・・・・・・・」 そこは、大きな図書館のようだった。 壁一面に本が隙間なく並べられてる。 どれほどの蔵書があるのか、想像もつかない。 僕が思わず呆然としてると、ダムドが言った。 「その横の席に座ってるっす。 直ぐに済むっすから」 ダムドの言葉に見れば、横に幾つもの机と椅子が並んでる。 どうやら、此処で本を持って来て読むことが出来るようだ。 僕は頷いて席に座った。 ダムドはそれを確認してから、一瞬で消えた。 「え?消えた?」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

121人が本棚に入れています
本棚に追加