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僕はダムドに着いて歩いた。
広い廊下を移動し、別の建物に移動する。
そこから、更に一度外に出て移動していく。
どこに向かうのか、全然判らない。
しばらく行くと、大きな塔のような建物が有った。
そこに向かってるようだ。
無言でダムドはその建物の中に入った。
僕も続いて入って、思わず足が止まった。
「うわ・・・・・・・・・」
そこは、大きな図書館のようだった。
壁一面に本が隙間なく並べられてる。
どれほどの蔵書があるのか、想像もつかない。
僕が思わず呆然としてると、ダムドが言った。
「その横の席に座ってるっす。
直ぐに済むっすから」
ダムドの言葉に見れば、横に幾つもの机と椅子が並んでる。
どうやら、此処で本を持って来て読むことが出来るようだ。
僕は頷いて席に座った。
ダムドはそれを確認してから、一瞬で消えた。
「え?消えた?」
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