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そう言ってダムドは続ける。
「っと言うわけで~俺の分の朝食もよろしくっす~。
食べたら、急いで訓練場に向かうっすよ~」
満面の笑顔で言うダムドに、僕は肩を落とした。
言うだけ・・・・・・無駄だと、一瞬で理解できたから・・・・・何で、僕がダムドの分の朝食まで用意するんだろうな。
「はあ・・・・・・・」
ため息をついて、そのままキッチンに向かって簡単な朝食を用意する。
朝食は、簡単にご飯とお味噌汁に香の物と焼いた肉。
それに、ちょっとした果物を切ったものを揃えて出した。
「おお!本格的っすね~!
うまそうっすよ~!」
そう言ってそのまま直ぐに食べ始めた。
僕は溜息をついてから食べる。
うん。何時もの出来だ。
「美味かったっす~!さ、行くっすよ~」
僕よりも遥かに早い時間で食べ終わると直ぐに立ち上がったダムド。
僕は食べながらため息をついて言った。
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