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翌朝、早朝に目を開けた僕。
「ふあ・・・・・・・・・・・・。眠・・・・・・・・・・」
呟きながらも、僕は枕元の本を集める。
そして、中の一冊を見て呟いた。
「でも、何で周りの皆が僕の魔法を見て驚いたのかは少なくとも判ったよな。けど・・・・・・僕、普通に違和感なく出来たんだよな。
何でだろ・・・・・・・・・自分の属性以外の魔法は普通、無理なんだって本には書いてあるよね。
でも、僕には出来たって事は、僕の属性が特殊だって事かな・・・・・・。
ま、普通の属性じゃない事だけは確かなんだ。
はあ・・・・・・。ほんっと僕の村の魔法使いさん何で死ぬ時にちゃんと次の人呼んでくれなかったんだろうな。おかげで僕、大変なんだけどなあ」
ため息をつきながら、僕は着替えて動きやすい服になる。
「一週間も部屋に缶詰なんて、身体が鈍くなってしまうし、いざって時に動けなくなってしまうもんなあ」
僕は、そのまま部屋から外に出た。
部屋の外は、広い廊下になってて、扉が沢山ある。
「これ・・・・全部、誰かが住んでるのかな・・・・・・」
小さな声で呟くと僕は、そのまま移動用の魔方陣の上に乗った。
すぐに、光って僕は寮の一階のロビーに居た。
そのまま外に出ると、大きく伸びをした。
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