第5話

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第5話

突破的強風…モンステラストームの如くクリにLOVEを叩きつけたギタであったがクリとズベに至れなかった… ギタ「…俺は大馬鹿野郎だ…いきなりズベしてくれなんて…まるで変態じゃないか…クッ、、、」 ギタは帰り道で自らの行いを酷く悔いていた… ギタ「おまけにモンステラもぜんぜん吹かねぇしよ!チャリは重いしよぉ~!クソ!」 ん?…待てよ…うん…そんなに…まずかったかな…いや…もしかすると… ビュォォ… いやいやいや…アレは最善策だった!何故ならクリさんと夜勤に入れる事はない…今回の様な事故が無ければ…回数が圧倒的に少ないんだ!段階を踏んでいたら老けてしまう!俺も…クリさんも…少なくとも俺は最大限爪寄れた…これは成果だ! ビュォオーービブォオオオー ヒョー!きたきたきたー!良いモンステラが来たぜ~! ギタは自転車へまたがるとウキウキで家路へ帰って行った… 妃膜星人の一生は短い…生きる時間とは生体反応の有無ではなく活きる事である…ギタは知っていた…時間が無い事を。 時に地球人は妃膜星人よりも長い寿命を有しているが女性の婚期は35歳がリミットである。妃膜星人は30を境に急激に体力が衰える、活きる時間が少ないのはどちらも同じではないだろうか?妃膜星人は衰えを人生にカウントせずリフレクトを受け入れる。地球人は衰えを受け入れ難く…突発的な衝動を抑え終わりの始まりの為に人生を費やす…地球人的な倫理観は生命体として欠陥があると言わざるを得ない。
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