第4話

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

第4話

クリ「それじゃギタ君、おやすみなさい…」 ギタ「あ、はい、おやすみなさい…」 クリはジフロアへ戻って行った… ギタ「ふぅ…(ああ~…クリさん色っぺぇなぁ~…たまんねぇなぁ~ああ~!クリさんとズベしてぇ~ザックルしてぇ!」 ズベとは妃膜星人の愛情表現の一つであり鼻と鼻を接触させる行為である。粘液、浸出液の交流会…ザックルとは生殖行為である ギタ「…よし!決めた!…クリさんとズベしよう!ズベするっきゃない!…そうと決まればタイミングだ!」 妃膜星人…とりわけ痴梵人のペヌーは求愛に対して衝動的である、日内変動を繰り返す激しい重力変化に加え突発的に吹き荒れるモンステラストーム…静寂と喧騒を繰り返す穏やかとは言い難いこの地特有の性質が痴梵人の気質にも現れているのだ… 激しさは風… ギタはクリのフロアへ向かった… ゼン.ルーニャ80歳ジルーム… ギタ「クリさん!」 クリ「わぁ!…バクリツした!もぅ!どうしたの?ギタ君?」 クリはゼン.ルーニャ80の排泄物を処理中であった… ギタ「く、くくくクリさん!ズベしてよ!ズ、ズベして!」 クリ「ち、ちょっと何言ってるの!え、何!」 ギタ「だ、だから!ズ、ズベしたいんだ!クリさんと!」 クリ「え!ちょっと待ってよ!」 ゼン80「ウンニァ~ミャミャ」 クリ「何でいきなり?…だってギタ君…私の事避けてるじゃん!他の人にもこんな事言ってるの?」 ギタ「す、好きだから…避けてなんかいない!他の人なんかに言ってないよ!ク、クリさんだけだ…」 クリさん「なんで?何で私なの?わ、私が独身で言いやすいから?」 ギタ「そ、それもある!だけど、クリさんが好きなんだ!」 クリ「だって…私ボーボーだよ」 ギタ「関係ないんだ!ボーボーじゃないよクリさんは!」 クリ「…ダメ、気の迷いだよ…」 ギタ「…ダメ?」 クリ「うん」 シューンショボーン ギタは肩を大幅にダウンさせ帰って行った… しばらく後…管理室 クリ「ギタ君…」 ギタ「はぃ…」 クリ「気にしなくていいからね…」 ギタ はぃ… プシューガッシーピーン 職員「オラオラサ~!ギタ、クリさんお疲れ様、何事も無かったかい?」 ギタ「オラオラサ…ええ、大丈夫…大丈夫です…僕は…
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!