第11章 君臨する邪まな聖徒

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僕は満たされていた。 初めて知る退廃の味。 幼い頃から心に植えつけられた 信仰の二文字を忘れ。 本能が求めるがまま 僕は貪っていた。 だけど こんな関係がうまく機能していた それ自体――奇跡に近い話だったんだ。
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