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いつもこうやって私をはぐらかす
でも、それも克哉の優しさだって十分わかっているわ…
数時間後…アルコールもだいぶん入り酔いがまわってきた
克哉は突然真剣な顔つきで口を開いた
「美愛…大事な話があるんだ…」
来た!来た!
話の内容はプロポーズだと分かる
でも、いざその瞬間を目の前にすると胸の高鳴りをおさえることが出来ない
アルコールが入っていることもありみるみる顔に熱をおびていくのがわかる
「な…何?あらたまって…」
克哉は視線を外して海を見た
これも考えてきた演出なのだろうか
そして克哉は思いもよらないことを口にした
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