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あの人を、君が汚すのは許さない。
「なんだ、君かい?」
男はニヤリと笑うと顎を掴み上げ
その唇に噛みつかれる
「ふっ…嫌…い…んふっ………。」
「君はそういう顔が一番綺麗だよ。もっと傷つけたくなるね。」
ビリリっ
服が裂かれて、白い身体が露わになる。
滑らかな肌に指を這わせて一点で止まる。
「この傷…君達に付けたのがあの人だと思うと…嫉妬するね。」
あの人からこの男の顔は見えない。ただ、自分の痴態だけがあの瞳に映る。
そう思うだけで
死にたくなるほどの絶望が
死にそうなほどの快楽が
生まれる。
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