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僕はその様子が気になって声をかけた
『キャ、キャウ~?(ど、どうかしましたか?)』するとエルゼがこっちを向いて言った
「えっと~どうしたの?カイト?」
(え?カイト?俺のこと?)
「カイトドラゴンだからカイトって呼んでみたけど気に入らなかった?」
(え?カイトドラゴン?俺ドラゴンなの?そういえば召喚されたときそう言ってたな。でも、俺の想像だとドラゴンって大きかった気がするんだけどな…)と考えながら周りを見渡すとすぐ後ろに鏡があったので自分の姿を見るとそこには…?
小さな角が出ていて大玉のスイカ位の大きさで、可愛らしい牙が口から少しはみ出している。
つまり、物凄く可愛らしく小さな子供ドラゴンがいた。
『キャウ!?キャキャキャー?(え!?マジで?いや、さっきから可愛い声が出るなとは思ってたけど…俺、むっちゃ弱そうですやん?)』
なんということだ?なんなんだこの姿はもう少し強そうなのになっても良かったんじゃないか?クソー?
僕は泣きたくなったがなんとか堪えた
うん、俺めっちゃえらい
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