第1章

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春記くんは…廊下曲がってもう見 えない… 私は廊下を見つめた。なんか見つ めなきゃいけないような気がして。 「慶ー!体調悪い? いつもボケっとしてるのに今日はいつもよ100倍ぐらいボーっとしてるよ!」 「大丈夫!なんか廊下みちゃってた」 なっ…いつもボケっと? 唯は優しい毒舌さんだ。 私ははっきり言われなきゃ気づか ないからそれぐらいがちょうどい いんだけどね! 「廊下を見つめてたって春記が慶 のこと好きになってくれるわけな いでしょ!」 「そう…?もしかしたらあるかも よ!」 私はそう信じてる!いや、そう信 じたい!
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