第4神話 神通力<ディバイン>発動

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未だ意識朦朧とし動けないナッカ。するとハンマーは、勢い良くナッカへと向かってくる。ズドンッ!!と音を立て、砂埃を巻き上げハンマーはナッカが倒れる場所へと叩きつけられた。 「あっけなかったね。次はソラを始末して・・・僕はこの世界を破壊する破壊神になる!!!!」 「なに言ってんだこのクソ野郎。俺様の事を忘れてもらったら困るぜバーカ。」 「お前は・・・!」 声の方向を向くアキラそこには、ナッカを抱きかかえたホープの姿があった。ナッカはハンマーに押し潰された訳ではなかった。間一髪の所を急いでやって来たホープに救われていたのだ。 「代・・・表・・・ッ。」 「ちょっと遅くなっちまったみてぇだな。まぁあとはこの天下無敵の俺様に任せて寝てろ。」 そう言うとホープは近くにある木陰へとナッカを降ろした。 「おいクソデカブツ。真のヒーローってもんはな、遅れて来るんだよ!・・・ちょっと言ってみたかっただけだバカヤロー!!!」 ホープはタバコをくわえ火を付ける。そしてアキラを指差し言った。 だがそれはウケる訳もなく、公園にはただただ寒い風が吹いていた。
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