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「まあいいっか。君達はこの僕を退治しようとしてたんだよね。だから僕は先に二人を退治しようと思ってここに来たんだ。君を潰したら今度は、ナッカさんを潰そう。」
ホープは着ていた皮ジャンとサングラス、腕に巻かれた包帯を外し、投げた。
「その前にテメェを先に潰してやるから、ちょっと黙ってろ。俺様の寓神<テオーシス>は音楽の神ミューズ・・・。神通力<ディバイン>発動!自暴爆音<アン・アタック>!!」
ギュイーン!!ホープの足からは音の衝撃派、音撃が鳴る。その衝撃を使ってホープは高く飛び上がる。しかしこの神通力<ディバイン>とても不便な点があり、音撃は自分の体内からしか出す事が出来ない。ホープが力を使う度、体は唸り傷付いていく。
「ナッカをあんな状態にして、妹まで手ぇだしやがって。この音で根性叩き直してやるよクソヤロウ!!」
ギュギュギューイン!!今度はホープの拳から音が鳴る。ホープは殴るダメージと共に音撃を拳から放射した。その攻撃はアキラの胸へとクリーンヒットしパァアアンと何か弾けた様な音がした。
「悪いけど痛くも痒くもないね。この筋肉で君の攻撃をもろともしない。」
まるで分厚い鉄の塊のような筋肉。ホープの攻撃など簡単には通じなかった。
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