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しかし攻撃当たったとしても分厚い筋肉に防がれてしまう。
「何を考えているんだ。この攻撃はさっき防いだ筈・・・ふふふ。」
余裕の表情を浮かべ、何も動じないアキラ。それに対し、何か策があるのかアキラの顔付近目掛けて飛んでくるホープ。するとホープの拳からギュギュギュギューイン!!と今まで以上に大きく音が鳴る。
「いちいちうるせえんだよ!俺の音で脳みそ掻き回してやるから黙ってろ!!」
パァァァァアン!何かが弾ける様な音がした。ホープは大きく体内で溜めこんだ音撃をアキラの顔付近で拳から一気に放射する。しかしその攻撃は簡単に避けられてしまった。そして大きな平手打ちをくらい、地面に叩きつけられる。
「クッ・・・。」
「何回やっても同じだよ。もう君の顔は見飽きた。潰してあげるよ・・・ッ!」
地面に倒れるホープに向かって大きくハンマーを振りかぶる。しかし急に足元がふらつき頭を抱え始めるアキラ。
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