第5神話 浄化の歌忘却の歌

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「さぁ、始めるぜ・・・。」 ギターケースからエレキギターを取り出し、激しく弦を弾く。ギュギュギューイン。ホープから鳴っていた音撃音とまったく同じ音色をしていた。 「浄化の歌ぁああああああああああああああ!いくぜええええええええ!ぶっ飛びなあああああああああ!」 曲名とはまるで別の様なリズムと曲調。それに合わせるかのように激しく歌うホープ。すると倒れ気を失っている円水兄妹の身体が光り始めた。光は二人の身体から離れ、空中に舞い上がるとサァと散って行った。 「これであいつらの遺伝子に神のDNAは残っちゃいねぇ。巨人化することもないだろう。次は忘却の歌。」 「待ってください!それを今やると!」 1つ目の曲が終わり2曲目のに入ろうとするホープしかし、それを止めようとするナッカ。まだ体が自由に動かない為、その場からホープに向かって手を伸ばした。
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