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まさかの展開。ぼったくろうとしたその時、相手の方から高額依頼料のお知らせが!来た時とは全く違う態度のリンコだが、もうそんな事は全く気にならないナッカは、内心では飛び切りの笑顔にガッツポーズをしたい所だが、そこは我慢しつつ冷静を装う。
「ありがとうございます金剛様。ではこちらにサインをお願い致します。」
渡された契約書に達筆でサラサラとサインをするリンコ。書き終えると顔を上げナッカを見る。
「今度お茶でもしながらお話ししようザマス。まだまだ喋り足りない事がいっぱいザマスよ。それとリンコでいいザマス。」
遡る事一時間前、タバコとプリンを買いに行ったホープは、コンビニを目指し、ガソリン代節約の為、似合わない自転車を漕いでいた。
「チャリンコとか久しぶりだな。中坊の頃を思い出すぜ。」
するとそこには、心臓破りの坂と言われる程の急激な上り坂が見えてくる。コンビニに行くにはこの坂を超えていかなければたどり着けない。
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