第2作

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「……………」 「フォー」 「スリー」 「ツー」 「ワン」 「ゼロ」 この星の言葉ではない音声が聞こえ、間もなくロケットが発射された。 大気圏を突破した直後に加速用のロケットが外された。 中からこれまた銀色のロケットが出てきた。 それは星から星を行くときに必要な長距離宇宙飛行艇だった。 乗員はみな厳しい訓練を勝ち抜き、この飛行艇に乗ることが許された者達ばかりだった。 二人が銀色のロケットに乗り、三人がロケットの中に入れてある銀色の円盤に乗っている。 旅は始まったばかりだ。
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