第2作

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黒い姿をした彼等は無事に近くの星に来た。 星にて着陸するための準備をしている最中だった。 いきなり星から光が伸びてきた。 すぐ脇を物凄く大きい物体が通過していった。 あれはこれから着陸する星の宇宙船なのだろう。 この星はかなり明るい。 明るいので模様が掻かれた衛星も近くに見えた。 「ここで良いだろう、着陸体制準備」 「了解」 ロケットの中から円盤が投下された。 円盤は抗う様子もなく大気圏を無事突破した。 着陸し、この星にはどんな空気の環境か調べた。 その結果は黒い姿をした彼等に適応した空気だった。 「酸素アリ!」 「二酸化炭素アリ!」 「二酸化炭素が気になるがでよう」 三人乗船している中の一番若い者が外へ出てみた。
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