0人が本棚に入れています
本棚に追加
「そーいえばマスターは?」
カムラが首を傾げるとアロガンのドアが開いた。マスターであるサエウムが帰って来たようだ。
「おかえりなさい!マスター!」
メリッサとルクシオが顔を出す、サエウムの手元には小さな包みがあった。
グロースの座るソファにサエウムが近付くと、グロースの頭に包みを軽く当てた。なんだ?と思い見上げるとそのまま包みがグロースの手元に落とされた、ズシリとした重みからしてアクセサリーだろうと予想し開けてみれば見事に当たっていた。
「リリスの宿る銃だ、残りはお前が見つけなさい」
グロースがきょとんとしているとクラロが隣に来た。
「リリスってアダムとイヴ並みのレアだよ…!」
最初のコメントを投稿しよう!