Gluckliche Zeit

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「そーいえばマスターは?」 カムラが首を傾げるとアロガンのドアが開いた。マスターであるサエウムが帰って来たようだ。 「おかえりなさい!マスター!」 メリッサとルクシオが顔を出す、サエウムの手元には小さな包みがあった。 グロースの座るソファにサエウムが近付くと、グロースの頭に包みを軽く当てた。なんだ?と思い見上げるとそのまま包みがグロースの手元に落とされた、ズシリとした重みからしてアクセサリーだろうと予想し開けてみれば見事に当たっていた。 「リリスの宿る銃だ、残りはお前が見つけなさい」 グロースがきょとんとしているとクラロが隣に来た。 「リリスってアダムとイヴ並みのレアだよ…!」
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