秘密のアルバイト

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Gackt side ----------------------------------------------- 「何が『そーゆーことで♪』だよっ!」 俺はひながRenと共にYamatoの元へ戻ったのを確認してから、厨房の中にいるトモさんに聞こえるように独り言を呟いた。 「うゎっ!Ga、Gackt……いつから…ここに? ってゆーか…な、なんか聞いちゃったり…した!?」 「うん、全部♪」 俺は少し伸びた爪を見ながら、さらっと言った。 俺の言葉を聞いた途端、焦り始めたトモさん。 「あ、あれは…すべて白紙にする! 俺がはっきり断るべきだったよ!うん、断るべきだった!!」 「そんなに焦って…マジで殺されるとか思ってんの?(笑) 大丈夫!まだまだやりたい事あるし、犯罪者になって明日の一面飾りたくないから♪ それに……白紙にすんのは無理だと思うよ!アイツ、言い出したら聞かねぇし…」 ひなは見た目弱そうなのに、ここぞという時はガンとして一歩も譲らない性格だ。 それはトモさんも知っているはず。 「……だよなぁ…」 「だろっ?」 厨房にトモさんの深いため息が響き渡った。 .
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