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ひなsideに戻ります
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トモさんと秘密の約束を交わしてテーブルに戻ってきた私は、がっくんに悟られてはいけない…とかなり気合を入れていたんだけど…
「ねぇ、Yamatoさん、がっくんは?」
「あれ?トイレに行ったけど…まだ帰ってきてない?」
「トイレ…」
「ひなちゃん、そんな不安そうな顔して…
『片時も離れたくない』ってゆーのは分かるけど、トイレだからすぐ戻るって!(笑)」
秘密がバレないようにと平静を装っている姿が、Yamatoさんにはそう映ったみたい。
恥ずかしいー///
「そ、そんなんじゃないから///」
「分かった♪
すぐ戻って来ないってことは、ウ○コじゃねっ?(笑)」
そう言って話に入ってきたのは、もちろんRenさん。
Renさんの高笑いがCOREの店内に広がった時、突然Renさんの座っていた椅子がガコッっという音と共に揺れ動いた。
「ハァ……言うことが幼稚園レベル…
でもまぁ、Renには合ってるけどな♪
ってゆーか、そこ俺の席!!」
がっくんはそう言うと、Renさんをシィッシィッとジェスチャーをつけながら追い払う。
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