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この頬の温度を不死者がわかってくれなくて本当に良かったと思っている。
向きを変えた後、不死者は本当におおよその位置を把握したらしく、的確に徐々に僕に刺激を与え続けていた。
そして、
「ああぁっ……!いや……っ。な、なに……?」
「これが、前立腺だね。健常男性はこういう反応が起きるんだねー。いや、これはなかなか……」
「僕の痴態に対して喜ばないでくれる!?」
強い刺激に対し、まだ体がガクガクと揺れている。
すると、頭の上にものが乗る感覚。
「ご苦労様でした。本当はまだ色々といじりたいところだけど、
いい加減君も疲れたろう。このままお風呂にして、ゆっくりくつろごうか」
「……そう、だね……」
不死者が立ち上がる。
僕の視線はうつむき気味だった。
自然と腰が目に入る。
屹立程ではないにしろ、立ち上がっているものが目に入る。
「……!?」
「あはは、こういうところは普通の男なんだよね……」
「ど、どうやって処理するの……?」
「切り落とす」
刺激でガクついていた体が違う意味でガクつくことになった。
熱を持っていた僕自身も一気に冷静になった。
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