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｢葉よ、ワシはいずれ歳で死ぬ
もうお前も15歳だ、立派な大人じゃ
お主に渡したい物がある。｣
シワシワに萎れ、背も曲がり
杖をつき、長髪の白髪
戦争から55年
ガリレオは老いていた
ガリレオは
杖をつきながら、ヨロヨロと歩き
引き出しの中からある物を出し
葉へ渡した
｢じっちゃん、なんだこれ？
刀？と紙？
これでなにができるんだ？｣
葉はガリレオから刀と紙切れを受け取り不思議そうにガリレオを見ている
｢その刀はワシ特性の武器じゃ
お主にはなにか他とは異なる力を秘めてるとワシは思っておる。｣
ガラガラ声で必死に喋り続ける
椅子に座り、ふぅーと深呼吸をし
再び話始めた
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